共同通信社は3月15日、書籍『記者ハンドブック第14版』と『世界年鑑2022』を発売した。『記者ハンドブック第14版』は6年ぶりの大改訂となる用字用語集。初版の発行は1956年。記者ハンドブックの前身、『ニュースマンズ・ハンドブック』が刊行された1949年まで遡ると70年超の歴史を誇る。
14版では使いやすさだけではなく、関連用語を分かりやすく解説して理解が深まるよう編集している。さらに、昨今のジェンダー問題に対する世の中の関心の高まりを受け、「ジェンダー平等への配慮」を章立てした。
『世界年鑑2022』は、1949年以来毎年編集・発行している国際情報年鑑。74冊目となる2022年版は、21年の1年間に世界各地で起きた出来事を中心に編集し、22年初めの動きもできる限り取り上げている。併せて国際情勢の理解に役立つ記録や統計、データも掲載している。
米中対立、ウクライナ、アフガン、北朝鮮、新型コロナウイルスなどをテーマにした巻頭特集のほか、世界各国・地域の最新情勢や 、基礎データ、元首・閣僚一覧、人名録、主要統計、東京2020五輪・パラリンピック競技の結果などを収録している。
□『記者ハンドブック第14版』=新書判/752ページ/定価2090円
□『世界年鑑2022』=B5判/704ページ/定価7480円