スポーツ、人文、文芸、児童書などさまざまなジャンルの書籍などを発行するカンゼンは4月4日、第9回「サッカー本大賞2022」の授賞式をオンライン配信し、各授賞作品を発表した。大賞には『ディエゴを探して』(イースト・プレス)が選ばれた。
同賞は、2021年度(1月1日~12月31日)に発売されたサッカー本(実用書、漫画をのぞく)すべてを対象に、選考委員によって決められた。
サッカー専門のネットメディア「フットボールチャンネル」上で、読者からの投票が最も多かった本に贈られる「読者賞」には、『サムシングオレンジ THE ORANGE TOWN STORIES』(ニューズ・ライン)が選ばれた。
また、特別賞は『FCバイエルンの軌跡 ナチズムと戦ったサッカーの歴史』(白水社)と、『ULTRAS(ウルトラス)世界最凶のゴール裏ジャーニー』(カンゼン)の2冊が受賞。最も多くの「ユーモアな文章」を綴った著者に贈られる今年限りの「CB(クレイジーブーツ)賞」は、該当作品なしだった。