【PR】児童書ジャンルに注力、編集者中心にNetGalleyを積極活用 学研プラス

2022年4月13日

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株式会社学研プラス 出版事業部 副部長 池澤庸介

 

 弊社は、編集部が率先してNetGalleyへの掲載商品選定や企画立案をしています。

 

 書店員のみならず、図書館・学校関係者なども読まれてるため、両者から需要がある児童書の掲載に注力しています。さらに絵本好きの一般読者や子育て世代の方など、幅広い層の読者の声を直接聞くことができるので、編集部にとっても利用価値が大きいです。

 

 寄せられるレビューは実務的に参考になるものが多く、編集者の自信につながると同時に、新しい読者層のヒントにもなります。事前に読者の反応が把握できることで、仕掛けの選択肢を持った状態で発売を迎えられ、スピード感を持って展開準備ができます。

 

 2020年3月刊行の『なぜ僕らは働くのか』などの書籍では、投稿者のお名前を巻末に掲載する企画を実施し、70件近いレビューが寄せられました。このような参加型企画は、読者と二人三脚の本づくりとなり、作品を長く応援してもらうことにもつながります。集まったレビューをPOPや帯に採用するなど、読者にも楽しんでもらいながらゲラを読んでいただいています。

 

 運用するにあたって、編集部向けに説明会を開催し、サービス内容と販促の可能性を伝えていきました。現在では、児童書編集者で知らない人はいないほどに周知できています。

 

 毎月5枠を使えるプランを利用し、枠が空いた際には既刊を掲載するなど活用しています。意外と既刊に反応がある場合や、「出来は良いがイマイチ伸びない」という商品も、レビューから思わぬ気づきを得られることがあります。その気づきを店頭拡材やSNS発信に活用し、売上が伸長した事例もあります。

 

 教養や語学書など児童書以外のジャンルも掲載しているので、また新たな事例が作れるように、取り組んでいきたいと思います。

 


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