第二次世界大戦後、米国の施政権下にあった沖縄が日本に復帰して5月15日で50年となるのを前に、毎日新聞社は4月28日、琉球新報社などとともにシンポジウム「沖縄復帰50年を問い直す」を東京都内で開催し、オンラインで配信する。沖縄県の玉城デニー知事らが登壇し、沖縄のこれまでの50年を振り返るとともに、 現状の課題と今後について話し合い、戦後日本の「これから」を展望する。
両社と一般社団法人アジア調査会の共催で、BS-TBSが後援する。シンポジウムは午後1時から午後4時までの予定で、2部構成。第1部は玉城知事、琉球新報取締役編集局長の松元剛氏、BS-TBS「報道1930」キャスターの松原耕二氏が基調講演する。
第2部は、玉城知事、アジア調査会会長の五百旗頭真氏らによるパネルディスカッション。復帰とその後の50年をどう評価しているかや、今、沖縄が抱えている課題、今後の展望などについて意見を交わし、議論する。司会は毎日新聞の前田浩智・主筆が務める。
シンポジウムはオンライン配信し、毎日IDに登録(登録無料)すると申し込みができる。視聴は無料、定員1000人で、申し込みの締め切りは4月25日午後6時。詳細は毎日新聞デジタルのシンポジウム案内ページ(https://mainichi.jp/rd/okinawa50)。問い合わせは毎日新聞社オンラインイベント事務局(event@mainichi.co.jp)へ。