大日本印刷（DNP）が丸善ジュンク堂書店、文教堂、トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「ｈｏｎｔｏ」は４月20日、読書習慣の継続をサポートする新サービス「ケイドク」の提供を始めたと発表した。「ケイドク」は、丸善ジュンク堂書店の協力により月額９８０円（税込み）で「オンライン読書イベント無料」など、読むきっかけを毎月提供することで、「読みたいのに読めない」生活者の悩みに寄り添う。
ｈｏｎｔｏが10代～60代の生活者１２００人に「読書習慣」についてアンケートした結果、「読書を習慣にしたいと思う人」が７割強いる一方、「習慣にできている人」は39％、「習慣にしたいと思うが続かない人」は37％と、習慣化の成否は半々だった。続かない理由は約半数の人が「時間がない」「後回しになる」を挙げた。
「ケイドク」は、読書を習慣にしたいけれど「時間がない」「後回しになる」といった生活者の声に対応するサービスを提供し、無理せず読書習慣を身に着けることをサポートする。
サービスを登録すれば、ｈｏｎｔｏと丸善ジュンク堂書店のオンラインイベントに無料で参加できるほか、毎日数百冊の本を選りすぐっているプロ書店員が、毎月厳選の３冊を紹介する。また、毎月ｈｏｎｔｏポイント５００円分と、ｈｏｎｔｏ通販の送料１回無料クーポンがもらえる。月々の本代をあらかじめ確保でき、ページをめくっただけでも記録してOK の読書記録機能で続けることが楽になる。