絵本や児童書などをつくる出版社が数多く出展している「上野の森 親子ブックフェスタ2022」が5月3日から5日まで、東京・台東区の上野恩賜公園で開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同公園で開催されるのは3年ぶり。初日の3日は晴天に恵まれ、午前中から多くの家族連れでにぎわっていた。
親子ブックフェスタは子どもの読書推進会議、日本児童図書出版協会、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)が主催。2000年の「子ども読書年」の記念事業としてスタート。20年、21年はコロナ禍にともない、上野恩賜公園での開催を見送ってきた。
今年はさまざまな感染対策をして開催している。入口を1カ所として検温・消毒を実施。会場内が密になる場合は、入場を制限する。図書などの購入はキャッシュレス決済のみとしている。
5日までの期間中は、絵本・児童書を中心に約4万冊を読者謝恩価格で販売する。サイン会や読みきかせ、ワークショップなどのイベントも開催する。子どもブックフェスティバル(BF)のほか、文字・活字文化推進機構など、多くの業界団体と連携した講演会も開かれる。
出展者一覧(五十音順、主催者発表)
▽あかね書房▽アリス館▽いかだ社▽池田書店▽一声社▽今人舎▽岩崎書店▽SDGsブース(協賛・日本書籍出版協会)▽絵本・応援プロジェクト▽絵本塾出版▽絵本の家▽えほんの社▽偕成社▽化学同人▽仮設社▽Gakken▽KADOKAWA▽金の星社▽くもん出版▽クレヨンハウス▽佼成出版社▽講談社▽交通新聞社▽光文社▽株式会社国土社▽子どもの未来社▽小峰書店▽さ・え・ら書房▽㈱朔北社▽Jリサーチ出版▽視覚デザイン研究所▽児童出協▽ジャムハウス▽出版ワークス▽小学館▽書店に行こう!ブース▽新興出版社啓林館▽新星出版社▽新日本出版社▽すずき出版▽青幻舎▽静山社▽誠文堂新光社▽世界文化社▽全国農村教育協会▽大日本印刷▽大日本絵画▽玉川大学出版部▽汐文社▽著者サイン会ブース▽童心社▽東洋館出版社▽読書推進ブース▽徳間書店▽図書印刷▽凸版印刷▽ナツメ社▽西村書店▽農文協▽パイ インターナショナル▽PHP研究所▽BL出版▽ひさかたチャイルド▽㈱美術出版エデュケーショナル▽評論社▽福音館書店▽文研出版▽ポプラ社▽ほるぷ出版▽八木書店第二出版販売▽リトルモア▽repicbook▽理論社▽YA出版会