小学館は5月12日、グループ会社の株式会社 C-POTが、株式会社 CARTA HOLDINGSのグループ会社でマーケティングソリューション事業を展開する株式会社 DIGITALIOと、同社が運営する無料ウェブ百科事典「コトバンク」において事業提携をしたことを発表した。
コトバンクは、「世界中のありとあらゆるコトバを収録していく」をミッションに、 140辞書・事典の約 274万語(2022年4月現在)を収録し、10カ国語を無料提供するウェブ百科事典。
一方、C-POTは、出版社の保有するコンテンツを一元管理するためのデータベース化や、辞書・事典等の更新が必要な構造化データの編集などを、 Webブラウザで利用可能にする編集システム「CES(Contents Edit System)」を提供しており、現在は小学館の辞書・事典データの管理に活用されている。
今回の提携によって、「コトバンク」の運営を両社での共同運営体制とし、「コトバンク」と CESのシステム連携を目指す。これにより、小学館が保有する辞書・事典の最新データが「コトバンク」にシームレスに反映され、「コトバンク」で検索できるコトバの網羅性と内容の信頼性を向上させていく。