地域の現場で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する第10回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社)の表彰式が5月12日、秋篠宮ご夫妻のご臨席や岸田文雄首相出席のもと、東京都内で開かれ、大賞を受賞した5人の医師が表彰された。
大賞を受賞したのは、植田(うえた)俊郎医師(岩手)▽市川晋一医師(秋田)▽鋤柄(すきがら)稔医師(埼玉)▽大石雅之医師(神奈川)▽佐藤立行(たちゆき)医師(熊本)──の5人。
式典で秋篠宮さまは「受賞者は地域にとって無くてはならない存在として活躍されている方々と承知しております」と述べられた。
岸田首相は「みなさまの存在は、地域医療に携わる医師の励みとなる」と祝福。産経新聞社の飯塚浩彦社長は「国民の健康を支えるのは地域に根差した医療であり、今後も尽力をお願いしたい」とあいさつした。
表彰式は当初、3月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえて延期されていた。