東急エージェンシーは5月30日、新刊『BEYOND─23歳でグローバル企業のSDGs責任者に就任したZ世代リーダーが伝えたいこと─』を発行した。
Z世代である著者の小杉山浩太朗氏は、日本の有名一貫校を飛び出して、世界各国から生徒が集まるカナダの高校へ進学。ニューヨーク大学在学中は、NY3年、スペインで1年を過ごし、国際問題の根本的解決のため、国連やNGO、企業でさまざまなアクションを展開。2019年には、世界のユースリーダー代表として、国連総会での各国大使とのパネルに招待された経歴を持っているという。
同書の前半は、多様な価値観に接しながら成長した著者が、現在の考えにいたるまでの多くの経験談を紹介。後半は、入門者にもわかりやすく、話題のSDGsの表面的な事象だけでなく、歴史的・経済的な背景を踏まえた本来の意義と、SDGs達成に欠かすことのできない存在である企業のあるべき姿と、その道筋について解説。いまから7年余り後に訪れる2030年、その先にあるべきより良い世界を実現するためのビジョンを、希望をもって提示する。
現在は、グローバル企業でSDGsを根幹にした企業のあり方を実現すべく、サステナブル・トランスフォーメーション(SX)責任者として活躍中。「この若きZ世代リーダーからの力強いメッセージを伝える1冊」と薦めている。