日本出版販売は7月から第33期出版流通学院を開講する。開催形式は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、原則会場での開催。状況によっては、オンラインに切り替えて実施する。申込締切は7月1日まで。
今期は、受講生が自社の直面する経営課題を解決していくリーダーとなれるよう、ディスカッションとアウトプットを主体としたワークアウト形式へとカリキュラムをリニューアルかつレベルアップ。経営理念やビジョンを起点に外部・内部の環境分析から自社の課題を明らかにしたうえで、書店経営を持続させるための事業計画を立案し、実践に繋げる。
受講対象は書店運営法人の次期経営幹部の候補。受講期間は今年7月から来年2月までの8カ月間で全6回(年間12日間、7月、9月、10月、11月、1月、2月に開催)。受 講 料は1名当たり27万5000円(税込・全6回分)。日本出版共済会加入企業の場合、受講料27万5000円のうち、日本出版共済会加入30口につき1名20万円が補助される。申し込み方法は出版流通学院ホームページから。
出版流通学院は、取引先書店の人材育成を通して書店と出版業界の発展を目指す研修プログラムとして、1990年に開設された。