関西の出版関係者有志による団体「勁版(けいはん)会」は6月17日、大阪市東淀川区の新大阪丸ビル新館で約2年振りとなる第457回例会を開催し、18人が参加した。
当日はライツ社代表取締役髙野翔社長が司会幹事を、また東方出版の楠川貴世子氏が会計幹事を務め、新型コロナウイルス等の影響で、同会が実施されてこなかった2年間の近況や情報などを報告し合った。
また同会は7月6日に、大阪市中央区の「まちライブラリーもりのみやキューズモール」で、すばる舎営業部の原口大輔副部長を招き、『人は話し方が9割』がミリオンセラーに至るまでの営業戦略やその手法、経緯について語る、「どうやったら本は売れるのか?~出版社の営業に聞く100万部のつくり方~」を開催する。聞き手は髙野社長が務め、業界関係者に関わらず、一般参加も可能。参加費は会員500円、一般参加は1000円。
同会は、1982 年 に5社8名の有志集会からスタートし、設立から40年の歴史を持つ団体。勁(つよ)く、しぶとく生き残る出版人の集いという意味の「勁版」は、京都・大阪・神戸の「京阪」も含意し、出版社を中心に、フリーランスの編集者やライター、JPIC読者アドバイザーなど、26人の会員者で構成される。