文化通信社 チラシ配信サービス「BookLink」オープン、販促情報をデジタルで書店へ

2022年7月4日

「BookLink」公式サイト7月1日オープン、書店・出版社の申し込みはサイトから

 

 文化通信社は7月1日、書店向けの販促チラシが一覧できるwebサービス「BookLink」の正式版をリリースした。同サービスは、出版社がプッシュしたい商材の販促チラシを重版やパブリシティ(新聞・TV・ラジオ・Web)などの付帯情報とともに、書店へ発信できるプラットフォーム。

 

書店の利用料は無料、参加書店・出版社を募集中

 

 書店のアカウント登録・サービス利用は無料。出版社の利用申し込み・問い合わせは公式サイトもしくはメールアドレスから受け付けている。


 同サービスでは、出版社が書店向けに作成し、FAXや郵送などで送っているチラシをWeb上で一覧できる。書店はデジタル化による紙代のコストカットだけでなく、タグ付けされた情報をもとに、自社・自店に合った情報を収集、時間・場所を選ばずにチラシのチェックが行える。


 正式版の提供に先立ち、一部の機能が制限されたパイロット版を5月上旬から無料で各社に提供。開始から2カ月で書店の登録アカウント数は500ユーザーを超え、出版社60社以上が参加した。文化通信社は継続して、書店・出版社のユーザー数増加に努め、販促情報の充実を図る。

 

発注サイトへのリンク、PV・UUの測定機能を実装予定


 正式版では注文サイトへのアクセス機能が実装された。出版社が事前に登録した注文窓口のURLがチラシの詳細ページに表示される。そのほかにも注文用の電話番号・メールアドレスの表示設定ができる。


 また、チラシのPV・UUが確認できるレポート機能を同11日に実装する。出版社は自社の公開したコンテンツの反響を正確に測定できるようになる。

 

「保存リスト」「フォローリスト」で販促情報を掴む


 書店ユーザーについても正式版から「保存リスト」機能が加わり、7月上旬に検索条件を登録できる「フォローリスト」機能が解放される。 このほかにも付帯情報のタグ、ISBNにひも付いた書誌情報、スマホ対応、チラシのランキングなど、ユーザーの要望に応じて機能の拡充を続ける。バージョンアップの情報は文化通信の紙面・デジタル版で発信していく。

 

▼問い合わせ・申し込み先は次の通り

 公式サイトhttps://book-link.jp
 メールbooklink@bunkanews.co.jp