福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委員会が主催する謎に包まれた覆面アーティスト、バンクシーの作品を紹介する「バンクシーって誰？展」が６月29日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで始まった。開幕を待ちわびた人で連日、にぎわっている。会期は８月24日まで。
会場に再現された中東の街並みとストリート作品＝郡山市・ビッグパレットふくしま
バンクシーは、英国南西部の港町ブリストル出身とされるストリートアーティスト。展示会では、火炎瓶の代わりに花束を投げる男性を描いた作品など、バンクシーが欧州や米国、中東で壁面などに描いたストリートアートを映画のセットのように再現している。社会問題などを風刺した作品が並び、来場者がバンクシーの世界観に浸っている。
開館は午前９時30分～午後５時（入場は同４時30分まで）。当日券は一般が平日１８００円、土、日曜日、祝日２０００円、高校・大学・専門学校生は平日１６００円、土、日曜日、祝日１８００円、小・中学生は平日１１００円、土、日曜日、祝日１３００円。問い合わせは実行委事務局（電話０２４・９２４・１１００、平日午前９時30分～午後５時30分）へ。