朝日新聞社は7月7日、小中学生向けのキャリア教育読本『おしごと年鑑2022』を刊行した。オールカラー328㌻、販売は朝日新聞出版。日本を代表する企業・団体110社以上の仕事を、たくさんのイラストや図版の誌面で紹介している。
「わたしたちはどうして眠るの?」「よく聞く『AI』って、いったい何?」など、大人も気になる素朴な疑問を、現場で働く人たちがわかりやすく解説する。
巻頭特集は、漫画「大人になると何が変わるの?」。2022年春に成人年齢が引き下げられたことを受け、18歳で成人を迎えると何ができるようになり、何に注意が必要なのかを解説している。このほか、好きなものを選んでいくと運命の会社と出会える「おしごと診断」や、毎年好評のSDGsなど、多彩な記事を盛り込んだ。同社では「新学習指導要領の『生きて働く「知識・技能」の習得』に役立ち、自由研究やお子さん・お孫さんへのプレゼントにも最適」としている。
『おしごと年鑑』は全国の小中学校や、こども食堂、学童施設などに無償配布している。「家でも読みたい」という要望に応え、19年から市販を開始した。