大日本印刷(DNP)が丸善ジュンク堂書店、文教堂、トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は8月1日から、価格とテーマのみで本のタイトルは選べない状態で販売する商品「本のガチャ」をhonto本の通販ストアの「本のガチャ」販売サイトで販売している。8月21日までの期間限定。
hontoによると、出版科学研究所の調べで年間約7万タイトルの書籍新刊が発行されており、hontoで販売する文庫本だけでも約6万タイトルのラインナップがあるという。「生活者が読みたい本を選び、購入する1冊を決めるためには、多くの時間と手間がかかる。『本のガチャ』は読みたいテーマを選ぶだけで、短時間で簡単に購入でき、何が届くかを楽しむという買い物体験も含めて提供」する。第1弾の「文庫」を皮切りに、「新書」などのジャンルで展開していく予定。
「本のガチャ」は、テーマに沿ってhonto書店員が選書した書籍を、価格とテーマのみで本のタイトルは選べない状態で販売する商品。第1弾は6万タイトルある文庫から約100タイトルの「物語」に絞り、「短編集」「長編小説」「小学生から楽しめる小説」「本のギフト」の4つのテーマでhonto書店員が選書。4商品12分類(ヒューマンドラマ、SF、ホラー、ミステリー、青春、お仕事、食・グルメ、ファンタジー、旅、動物、名言格言、友情)から商品を選んでもらい、選書の中からランダムに発送する。