調剤薬局内で本を販売するページ薬局(大阪府豊中市)は9月10日、小説家の早見和真さんを招き、トークイベントを開催する。
同薬局を運営する薬剤師の瀬迫貴士さんは、早見さんの著書で本屋大賞にもノミネートされた『店長がバカすぎて』(角川春樹事務所)に感銘し、開局2周年の際、同作の表紙をモチーフにした「お薬手帳」を制作したほどの大ファン。「著者イベントを実施したい」と角川春樹事務所にアプローチを試みたところ、同社も好反応。続編『新!店長がバカすぎて』が刊行される9月に実施することで、開催が決まった。
当日は「前作と今作の執筆秘話」や「早見さんの本屋の楽しみ方」などをテーマに、瀬迫さんと対談形式で進行する。著書の購入者には早見さんのサインが入る。『新!店長が──』の下版を読んだ瀬迫さんは「前作より書店業界事情に踏み込んでいて、とても面白い。イベントでもいろんな質問をするのが楽しみ。ぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
『新!店長がバカすぎて』刊行記念トークイベント~執筆のアレコレ&早見和真さんの本屋の楽しみ方~(リアル&オンライン)▽日時=9月10日15時~▽定員=リアル7人・オンライン50人(予定)▽申込方法=イベント管理サイト「Peatix」から。