前橋BOOK FES実行委員会は、10月29日と30日に群馬県前橋市で初開催する本のフェス「前橋BOOK FES 2022」の実施に向け、8月17日からクラウドファンディングサービス「READYFOR」でクラウドファンディングを開始した。第一目標を1000万円、最終目標として3000万円を掲げ、支援金を募集している。9月26日まで。プロジェクトページURL=https://readyfor.jp/projects/maebashibookfes
前橋BOOK FESは本と人、人と人、人と街の新しい出会いをつくることを目的に企画している。このフェスをこれからずっと続いて行くサステナブルなものとするために、初開催の今回から行政の補助金や協賛金などを主な財源とするのではなく、楽しそう、面白そうと思ってくれた人たちと一緒にこのフェスをつくってきたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することにした。
リターンには、ブックフェスのキービジュアルを担当する絵本作家、イラストレーターのヨシタケシンスケさんによるイラストデザインのスマホロック画面用画像が全員に提供されるほか、イベントやサポーターにちなんださまざまなコースを用意している。フェスのエグゼクプロデューサーである糸井重里氏が、個人・企業・団体などのキャッチコピーを制作したり、ポスターを制作するコースもある。リターンの一部は次の通り。
▽「あの人の本」=作家、ミュージシャン、漫画家、建築家、経営者、アスリート、落語家、俳優など、さまざまなジャンルで活躍する「あの人」の蔵書が1冊、必ずもらえる。誰のどんな本が当たるかは、中を見るまで分からない。本を寄贈してもらうゲストは、今後も増えていく予定。8月17日現在、本の寄贈が決定しているゲストは秋山具義さん、池上彰さん、糸井重里、伊藤まさこさん、亀田誠治さん、小山薫堂さん、清水ミチコさん、田中仁、谷川俊太郎さん、為末大さん、壇蜜さん、永山祐子さん、樋口可南子さん、平田晃久さん、藤本壮介さん、古川日出男さん、松岡和子さん、みうらじゅんさん、三浦崇宏さん、矢野顕子さん、山極壽一さん、吉本ばななさん──など(五十音順)。
▽「おもしろブックフェス酒場」=入場券トークショーに参加するゲストが入れ代わり立ち代わり訪れる店「おもしろブックフェス酒場」を前橋BOOKFES内にオープン。訪れたゲストたちを交えて、本の話をしたり聞いたり、みんなでたのしい時間を過ごす。酒場に来るかもしれないゲストは糸井重里氏、田中仁氏など(順不同)。
▽糸井重里によるキャッチコピー制作=エグゼクティブプロデューサー糸井重里氏が、10人限定であなたのためにキャッチコピーを作成する。個人でも、企業、お店や団体でも可能。