「第39回産経国際書展」(産経新聞社、産経国際書会主催)の贈賞式が8月18日、高円宮妃久子さまをお迎えし、東京都港区の明治記念館で行われた。最高賞の高円宮賞に輝いた髙頭子翠(たかとう・しすい)さん(83)には、久子さまから賞状などが贈られた。
久子さまは式典でのあいさつで髙頭さんの作品について、「最初の一筆の強さ、沈着重厚な線質には目を見張るものがあり、それでいて字の形や構成は自然体で、古きものの持つ質実さが好ましく感じられる」とお述べに。さらに「産経国際書会を支えている海外展にも積極的に参加し、国際交流の先頭に立ってこられた」と功績をたたえられた。
内閣総理大臣賞を受賞した今田篤洞(とくどう)さん(80)には、産経新聞社・飯塚浩彦会長から賞状などが手渡された。