日販「文喫 六本木」 絵本に登場するいちごショートケーキを提供

2022年9月7日

 日本出版販売(日販)と株式会社ひらくが運営する本屋「文喫 六本木」は9月1日から11日までの期間限定で、岩崎書店刊行の絵本『こはるとちはる』に登場するいちごショートケーキを、洋菓子喫茶「六本木アマンド」とコラボレーションして製作。期間中「文喫 六本木」の喫茶室のメニューとして提供している。

 

 

 「文喫 六本木」では、8月9日から9月11日まで、都会でいちごを栽培する特別企画展「六本木いちご畑」を開催している。季節を問わずいちごを栽培できる小型植物工場設備「City Farming」を導入し、店内で栽培したいちごをメニューにトッピングして楽しめるほか、いちごにまつわる書籍や、表紙の赤い書籍を揃え展示している。

 

 「City Farming」事業は、新鮮ないちごが収穫できる小型設備を、生活空間に向けて貸出提供する新しいパッケージ。日販が事業開発、日清紡ホールディングスが技術開発を行った。現在、同事業の実証実験を行っている。

 

 今回の企画では、絵本に登場するいちごショートケーキを提供。企画展「六本木いちご畑」のメインビジュアルを手掛けたイラストレーター・北澤平祐さんが作画を担当した、絵本『こはるとちはる』の中に重要なモチーフとして登場する、いちごのショートケーキ。近隣の老舗洋菓子喫茶「六本木アマンド」が、この『こはるとちはる』のいちごショートケーキの味を想像し、絵本と同じビジュアルになるよう、何度も試作を重ね完成させた。材料には、植物工場産のいちごを使用している。

 

 また、11日までの期間中、「文喫 六本木」の喫茶室でケーキを食べた人に、「六本木いちご畑」メインビジュアルのイラストステッカーをプレゼントする。