KADOKAWAは9⽉30⽇、AIやアプリで書店店頭のDX化を推進するキャンペーン「ニコニコカドカワ祭り2022」をスタートした。紙の本、電⼦書籍ともにユーザー還元キャンペーンを多数実施するほか、表情や質問の回答から本をレコメンドする「AI書店員」の全国巡回、ニコニコ⽣放送でのアニメ⼀挙放送など、さまざまな企画を展開する。11月30日まで。
2013年10⽉の「オールカドカワフェア」初開催から、毎年バージョンアップしてきたキャンペーン「ニコニコカドカワ祭り」は、今年で10周年を迎えた。同社では、従来の書店店頭キャンペーンのDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進。「今年も例年以上に、読者の皆さまに喜んでもらえるキャンペーンを企画した」と呼びかけている。
書店では、KADOKAWAの全書籍・雑誌を対象とした最⼤50%還元や、豪華賞品プレゼント企画を実施する。対象期間中、KADOKAWAの本・雑誌を買ったレシートをKADOKAWAアプリで投稿することで、ポイントを獲得。応募者全員に購入金額の最大50%分の「図書カードNEXTネットギフト」をプレゼントする。また、抽選で合計1010人に総額300万円相当の賞品が当たるキャンペーンも実施する。さらに、各電⼦書籍ストアでも期間内に50%OFFやシリーズ1巻無料などのキャンペーンを実施している。
また、「今イチオシ」のKADOKAWAの書籍の内容をAIが解析し、対話と表情分析によって、AIがその人に最適な⼀冊を提案する「AI書店員ダ・ヴィンチさん」が、全国の書店を巡回する。「新たな本との出会いを、ぜひ書店店頭で体験してほしい」と提案する。
実施予定書店は、⼤垣書店 イオンモールKYOTO店・⾦沢ビーンズ明⽂堂・紀伊國屋書店 さいたま新都⼼店・啓⽂社 コア福⼭⻄店・蔦屋書店 佐久平店・TSUTAYA BOOKSTORE 則武新町・MARUZEN&ジュンク堂書店 梅⽥店・未来屋書店 ⽇の出店・有隣堂 横浜駅⻄⼝ジョイナス店──。その他の書店や実施⽇など詳細は決定し次第、公式サイトで発表する。