KADOKAWAは10月13日、角川まんが学習シリーズの最新巻『日本の歴史16 多様化する社会平成時代~令和』を発行した。
同シリーズは、電子版も含めて累計820万部の人気書籍。今作は、東京大学大学院法学政治学研究科教授、法学博士で日本政治外交史を専攻している五百旗頭薫氏が監修し、表紙イラストとまんが作画は、NHKでアニメ化された『ふたつのスピカ』で知られる柳沼行氏が手掛けている。
まんが本編では、2011~2022年までの歴史を紹介。東日本大震災からロシアによるウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃までの重要な出来事が記されている。政治トピックの合間に、少子高齢化や待機児童問題、ヘイトスピーチ、SNS、携帯電話からスマートフォンへの移行などの世相も描かれている。
「日本のノーベル賞受賞者」「成人年齢の引き下げ」など、近年のニュースでよく見るキーワードは写真とともに解説。ほかに「絵で見る歴史ナビ」を掲載し、理解度が高まる仕掛けだ。ここ10年の時代の流れがつかめるため、中学受験の時事問題や高校・大学受験の小論文対策に利用できる1冊だ。