読売新聞東京本社と中央公論新社は11月8日、「書店員が選ぶ絵本新人賞」を創設した。対象は絵本を商業出版した経験がない人の未発表作品とし、全国の書店員による選考で大賞を選ぶ。応募期間は来年1月1日~4月30日。発表は9月を予定している。
両社は、若者を中心に活字離れが進む中、幼い頃から活字に親しむことができる絵本の読者を増やすことが活字文化の発展につながると考え、新たな絵本賞を設けた。
コンセプトは「文字好きを育てる絵本」。「読む」体験が楽しめる絵本を募集する。書店員による選考とは別に、絵本のスペシャリスト2人がアドバイザーとして参加する。
大賞受賞者には賞金50万円が贈られ、作品が中央公論新社から刊行される。特別賞は賞金10万円。応募要項などの詳細は専用サイト。