日経BP『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』 年末需要期に向け販促強化

2022年12月6日

 

四六判/256㌻/1540円

 

 日経BPは、今年3月に発刊した『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか 「自然に貯まる人」がやっている50の行動』(日本経済新聞出版)について、11月に帯替えを実施し、さらに5千部の増刷をかけるなど、マネー関連書籍の年末需要期に向けて売り伸ばしを図る。

 

 本書は「お金が貯まる人とたまらない人の違いは生活習慣なのでは」との視点で、財布や冷蔵庫の中、部屋の様子など身近な項目を挙げ、お金が貯まる人が持つ習慣を紹介する。

 

 家計相談歴25年以上のベテランFPの著者・黒田尚子さんが、日々の行動と貯蓄との相関関係や、お金に対する思い込みを読み解く。また、保険との付き合いやローンの組み方などライフイベントまで幅広く解説しており、時代に左右されない普遍性の高い内容で、書店店頭で長く展開しやすい書籍としても注目されている。

 

 また、個性的なタイトルということもあって、他の話題書とともに展開されているケースが目立つ。マネー関連をはじめ、家計簿や趣味・実用など多面展開も見られ、コーナーを替えることで大きく動き出したケースもあり、とくにエキナカやターミナル店での動きが良いという。

 

 これまでの読者層は男女問わず40~50代が中心となっている。一方で、書籍要約サービス「flier」年代別ランキング(8月)の20代で本書をはじめマネー関連本が上位を占めたのを受けて、若い世代にも関心が高いと判断。11月にピンク色の帯に換装することで、この世代でも動きが出始めた。

 

11月に10刷6万部達成

 

 3月の発刊以降、安定して版を重ね、新聞やJR車内広告の効果もあって7月需要期には2万部を増刷し、11月には10刷6万部を達成。12月に入って日経新聞・全国紙広告でさらに後押しするとともに、19~25日までJR東日本ドア横広告を展開する。

 

 販売促進を担当する日経BPマーケティングの木村明子さんは、「目を引くタイトルとピンク色の帯替えもあり、話題書として展開すると顕著に動きが活発になっているのでぜひ試してほしい。マネー系やビジネス系、習慣系との併売もお勧めしたい。また、年代、性別を問わず受け入れやすい内容で、季節を問わず長く展開しやすい書籍です」と推奨する。【櫻井俊宏】