奈良県書店組合 図書館とのコラボでスタンプラリーを実施

2022年12月13日

 奈良県書店商業組合(林田芳幸理事長・啓林堂書店)は12月10日から来年1月15日まで、組合加盟書店と県内公共図書館のコラボ企画「奈良県の図書館で本屋さんでスタンプラリー」を実施している。

 

 参加書店での本・雑誌の購入者や図書館の利用者を対象に、スタンプを4つ集めるとプレゼント企画に応募でき、必ず1つは書店のスタンプが必要。抽選で100人に500~5000円の図書カード(総額10万円)が当たる。より多くの書店・図書館に足を運んでもらえるよう、異なるスタンプが多いほど高額商品の抽選対象となる。

 

 同組合主催によるスタンプラリーは10年以上続いているが、図書館とのコラボは2年前に一部の図書館と共同でテスト的に実施、昨年は県内すべての公共図書館に案内し、スタンプラリーの応募総数は2230を数えるなど好評を得た。

 

 今年は前年を上回る21の図書館・室が参加している。林田理事長は、「多くの地域の人たちが本を読み、豊かな心を育んでほしい。今後も、書店と図書館が力を合わせ、本を手に取っていただく機会を増やしていきたい」と意気込みを語ってくれた。