「大阪ほんま本大賞 感謝の集い」が2月8日、3年ぶりに開催される。同賞は、関西の書店、販売会社ら有志で結成した「Osaka Book One Project」(OBOP)が、大阪が舞台、または大阪に所縁がある著者の小説(文庫)の中から「大阪人にほんまに読んでほしい」作品を選ぶ賞。
第10回となる昨年は、大賞に髙田郁氏の『ふるさと銀河線 軌道春秋』(双葉文庫)、ノンフィクション文庫が対象の特別賞に土井善晴氏の『一汁一菜でよいという提案』(新潮文庫)を選んだ。感謝の集いには両著者も出席し、贈呈式と懇親会が行われる。
OBOPは、売り上げの一部から児童養護施設に本を贈る社会貢献にも取り組み、今年の寄贈額は約100万円となる見込み。
〈感謝の集い〉
▽日時=2月8日、17時20分(受付17時)から贈呈式、18時から懇親会
▽場所=大阪天満宮会館(大阪市北区天神橋2丁目1番8号)