日経BP 成田悠輔さんとひろゆきさんの大人気ユーチューブ番組を書籍化 2月6日刊行

2023年2月1日

 

日経BP 書影のサムネイル

A5判/224㌻/1760円

 

 

 日経BPは2月6日、テレビなどでも話題の経済学者・成田悠輔さんと、ひろゆきさんがMCを務める人気ユーチューブ番組「Re:Hack」を書籍化した『集中講義 ニッポンの大問題』(日経テレ東大学・著/高橋弘樹編)を初刷1万8千部で発行する。人気の2人とあって、書店・販売会社の期待も高まっており、2月中旬から日経新聞朝刊やJR東日本ドア横交通広告で販売促進を後押しする。

 

店頭からは期待の声

 

 本書は、ユーチューブ番組の中でも、菅義偉元総理や玉木雄一郎国民民主党代表、泉健太立憲民主党代表ほか有力政治家を招き、民主主義の現状や少子高齢化、教育問題といった社会の課題を扱っている回をまとめたもの。

 

 忖度のない2人が政治家に質問し、議論を進める。また、議論の中では答えが出なかった話題についても、読者に対する問題提起として取り上げるなど、日本が抱える数々の問題を知り、自ら考え、未来を見通すきっかけになる内容に仕上がった。

 

 また、2人の世の中の見方、メディアとの関わり方などエンターテインメントとしても楽しめ、ファン層はもとより、政治に無関心・不信感を持つ人、漠然とした閉塞感を感じている人ほか、「日本をより良くするには」と考える多くの人が読者となりそうだ。

 

 日経BOOKSユニット第1編集部の宮本沙織さんは、「民主主義の行方や少子化、低成長、格差、世代間の断絶ほか、何がどうして問題になっているのかを知り、それぞれが考えていくために手にとってほしい1冊」と推奨。書店店頭では新刊・話題書コーナーをはじめ2人の関連書との併売を検討する動きが増えているという。【櫻井俊宏】