毎日新聞社と毎日放送 「センバツLIVE!」今年はTVerでも配信 春の高校野球

2023年2月3日

 

センバツLIVE!は今年からTVerでも展開する

 

 毎日新聞社と毎日放送(MBS)は、第95回記念選抜高校野球大会を「センバツLIVE!」として今年も全試合35試合をライブ配信する。今大会では、Yahoo!JAPANが運営するスポーツ総合サイト「スポーツナビ」に加え、民放各系列の番組配信サービス「TVer」でも展開し、すべて無料で完全生中継する。

 

 5年に一度の記念大会は、3月18日に阪神甲子園球場で開幕する。開会式は4年ぶりに全出場校の選手が参加して開催される予定。例年より4校多い計36校が紫紺の大優勝旗を目指して競う。

 

 センバツLIVE!では、1月27日にあった出場校選考委員会を配信し、出場校が決まる運命の瞬間を多くのファンに伝えた。21世紀枠は石橋(栃木)、氷見(富山)、城東(徳島)の3校。石橋は地域の小学生を対象にした野球教室で肩肘検診を導入するなど、先進的な取り組みが評価された。氷見は氷見市唯一の高校で選手17人中16人が同市出身。昨夏の富山大会で準優勝。昨秋の富山大会を制し、地区大会でも1勝を挙げた。城東は徳島県内屈指の進学校で、部員13人(選手12人)ながら昨秋の徳島大会で4強入りを果たした。

 

 一般選考枠では、優勝4回で史上初2回目の春連覇を狙う大阪桐蔭、昨夏に東北勢初の甲子園制覇の仙台育英などが選ばれた。センバツ優勝経験校は計12校に上り、32校選出だった前回大会よりも4校増えた。初出場は一般選考枠の能代松陽(秋田)、彦根総合(滋賀)、光(山口)と21世紀枠の石橋(栃木)、城東(徳島)の計5校で、前回大会より1校減った。

 

 センバツLIVE!では、3月10日の組み合わせ抽選会もライブ配信する。