センバツ応援イメージキャラクター発表記者会見でボールを手にポーズをとる久慈愛さん
３月18日に阪神甲子園球場で開幕する第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の「センバツ応援ポスター」が２月22日、発表された。モデルの久慈愛さん（17）がセンバツ応援イメージキャラクターに任命され、球児たちにエールを送った。
ポスターは、野球部マネジャー役の久慈さんがチームメートに駆け寄る様子を表現。「いつからか、私の夢にもなっていた」とのメッセージを添えている。
久慈さんは兵庫県生まれの高校２年生。ＣＭやミュージカルなどで活躍している。父はプロ野球の阪神タイガースや中日ドラゴンズで活躍した久慈照嘉さん。
ワイシャツにベスト、ズボンとポスターと同じ制服姿で登壇した久慈さんは、毎日新聞社の小野剛執行役員からイメージキャラクターの任命証を手渡されてにっこり。記者会見の最後にはグローブをはめてキャッチボールに挑戦し、父親譲りの華麗な投球を披露した。
久慈さんは「父も母もとても喜んでくれました」と話し、「憧れであり晴れ舞台の甲子園で、熱い時間を思いっきり楽しんで一生の思い出にしましょう。勝っても負けても自分に拍手できますように」と球児たちに呼びかけた。また、ズボンの制服について、「新しい風じゃないですけど、女の子でも制服でズボンをはくと言うのは大切なことと思う」と述べた。
ポスターは大塚製薬の協力で作製された。出場全36校の校名を記したものと、各出場校名を表記したものの計37種類あり、大会終了まで各出場校や自治体、商店街などで約６万枚が掲示される。
久慈愛さんを起用した第９５回記念選抜高校野球大会の応援ポスター