WBC「侍 世界一」で号外 読売新聞 106万部

2023年3月22日

 

侍ジャパンのWBC優勝を伝える読売新聞の号外(3月22日、読売新聞社提供)

 

 読売新聞は3月22日、野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の決勝で、日本代表「侍ジャパン」が米国を3―2で破り、3大会ぶり3度目の優勝を決めたことを伝える号外約106万部を発行した。一部を全国の主要都市などの街頭で配布した。

 

 決勝は米マイアミのローンデポ・パークで日本時間22日午前に行われた。日本は村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)や岡本和真選手(読売巨人軍)のソロ本塁打などでリードを奪い、小刻みな投手リレーで米国の反撃をかわした。

 

 九回には指名打者で出場していた大谷翔平選手(エンゼルス)が登板。同僚のマイク・トラウト選手から空振り三振を奪って試合を締めた。大谷選手は大会の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 

 号外はカラーの表裏2㌻。東京・渋谷駅前では、午後1時半頃から東京本社社員らが1000部を配布した。侍ジャパンの「世界一奪還」を伝える号外は、数分で配り終えた。札幌や名古屋、大阪、福岡などでも多くの人が号外に手を伸ばした。