文化通信社は、4月29日から開催する「こどものための100冊」キャンペーンに向け、参加書店の募集を始めた。子育て中の著名人らが選んだ子どもの本100冊を掲載するカタログを作成し、書店での配布や関連フェアを提案。あわせて図書館での展開、保育園などを通じて子どもたちへ直接配布する。
キャンペーン期間は2カ月。書店には冊子『こどものための100冊2023』(B5判・62ページ)100冊と、ポスターやPOPなど拡材を同梱したセットを提供。店頭での冊子配布と、掲載図書のフェアを提案する。
冊子では、子育て中の著名人22名が選んだ4冊をコメントとともに紹介。育児中のパパやママへの心温まるメッセージも掲載する。選書100冊に加えて、絵本の普及活動に力を注ぐノンフィクション作家の柳田邦男氏が家庭の読書文化の大切さについて述べた巻頭言、画家・絵本作家のミロコマチコ氏のインタビュー、昨年好評だったワールドレポートを今年はオランダと韓国からと、読み応えのある楽しい内容となっている。
あわせて、キャンペーン期間中に全国の書店(ネット書店を含む)で1000円以上購入すると応募できるプレゼント企画も同時開催。店頭のすべての商材が対象で、1000円以上購入したレシートの添付で専用サイトから応募できる。
昨年4月から6月に開催した第2回「こどものための100冊」キャンペーンには、書店約200店と図書館約100館が参加。プレゼントキャンペーンには全国から約13万4000通の応募が寄せられた。
保育園では、グローバルキッズ、JPホールディングス、学研ココファン・ナーサリー、さくらさくみらいの大手4社が合わせて6万人に達する園児に冊子を配布。幼児用品販売の赤ちゃん本舗が通信販売の商品に同梱して約4万冊を配布した。
今回選書する著名人は次の通り(50音順・敬称略、☆印は初参加)。
☆青木裕子(アナウンサー)・秋元さくら(シェフ)・石田明(漫才師)・井上康生(柔道家)・蛯原友里(モデル)・岡崎裕子(陶芸家)・尾上菊之助(歌舞伎俳優)・嘉納治郎右衞門(菊正宗酒造社長)・☆木村カエラ(歌手)・工藤紀子(医師)・小山進(パティシエ)・齋藤紫(薬膳インストラクター)・☆鈴木おさむ(放送作家)・友利新(医師)・中越典子(俳優)・笛木優子(俳優)・福井正一(フジッコ)・☆眞鍋かをり(タレント)・三倉佳奈(俳優)・三倉茉奈(俳優)・宮本笑里(ヴァイオリニスト)・横川正紀(ウェルカムグループ代表)
▽書店のキャンペーン参加申し込みは専用サイトから。
QRコード