文藝春秋「Number」 WBC特集号を発売前重版

2023年4月5日

 

 

 文藝春秋は3月30日、同社発行のビジュアル・スポーツ総合誌「Sports Graphic Number」で、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を特集した1070号(3月30日発売・首都圏基準)について、発売前重版が決定したと発表した。

 

 「侍ジャパン」が3回目の優勝を果たしたWBC。全7試合で視聴率が40%を超えるなど極めて注目度が高く、日本全体が盛り上がったため、同社では「この号は1018号『藤井聡太と将棋の冒険』(2021年1月7日発売、20万部発行)以来の20万部超えとなる24万部の発行を予定していた」という。

 

 しかし、「事前に表紙や目次を公開した段階で、ネット書店で完売になるなど予約が殺到。異例のことだが、発売前に3万部の増刷を決め、計27万部を発行することになった」としている。

 

「Number」編集長・中村毅コメント


 この号では大谷翔平選手がなぜ決勝戦のクローザーとしてマウンドに立つことができたのかという「真相ドキュメント」をはじめ、話の途中でおよそ1分間も泣き続けたラーズ・ヌートバー選手の〝涙の単独インタビュー〟など、総力取材で特集を組んだ。ぜひ手にとって、感動と興奮の〝再体験〟をしていただきたい。