デジタルチラシ配信サービス「BookLink」が「Japan IT Week 春」のスタートアップセミナーで取り上げられた。同展示会は東京ビッグサイトで4月5~7日にかけて開催された日本最大のIT展示会。スタートアップ企業のセミナーに「BookLink」の開発を手掛けたLboseの小谷草志代表取締役CEOが登壇。デジタル技術を生かした事業変革について講演し、開発支援の成功例として文化通信社の新規事業を紹介した。
文化通信社の開発事例を挙げて「社内の新規事業チームと外部専門家チームが共創し、互いの知見を出し合うことでプロジェクトは軌道に乗る」と述べ、取り組みの内容を詳しく説明。訪れた来場者らは足を止めてセミナーに聞き入った。
文化通信社が提供する 「BookLink」は、販促チラシを閲覧できる書店・出版社向けのウェブサービス。出版社が登録した注文書・POPやパブリシティ情報が公開され、会員向けメールマガジンでも情報を発信。スマートフォン表示にも対応している。
現在の主な参加書店は、今井書店、うさぎや、大垣書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、紀伊國屋書店 、東京都書店商業組合、くまざわ書店、啓文社、廣文館、三省堂書店、三洋堂書店、白石書店、大学生協事業連合、日本書店商業組合連合会、ふたば書房、ブックエース、文苑堂書店、丸善ジュンク堂書店、未来屋書店、八文字屋、有隣堂、楽天ブックスなど、日本の主要書店を網羅している。
新規申し込み、説明会の開催依頼などは公式サイトのお問い合わせフォーム、もしくはメールアドレス「booklink@bunkanews.co.jp」で受け付けている。