ニュースパーク(日本新聞博物館) 5月20日にイベント「新聞を活用した多様性教育」

2023年5月2日

 ニュースパーク(日本新聞博物館)は4月22日から開催している企画展「多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの」の関連イベントとして、「新聞を活用した多様性教育──京都の実践ワークショップ(京都デーin横浜)」を5月20日に開催する。イベント終了後、参加者同士や講師との意見交換する場も設ける。

 

 全国120紙を使ったまわしよみ新聞や、京都先端科学大学附属高等学校が行った「無意識の偏見」を考える授業を再現したワークショップなどを通して、多様性を尊重することの大切さを社会でどう議論し、次世代にどう教えていくのか、教育現場が抱える課題や実践方法などについても考える。

 

 イベントは誰でも参加できる。教員や学校司書の方だけでなく、多様性や教育について改めて考える機会として、子育て世代(親子連れ)、学生、大人にも参加を呼びかけている。

 

 ▽日時=5月20日(土)午後1時~3時
 ▽講師=伊吹侑希子氏(京都先端科学大付属中学校高等学校司書教諭〈国語科〉、日本新聞協会NIEアドバイザー)、大西幹子氏(京都新聞社報道部記者)、石﨑立矢氏(京都新聞社読者交流センター長、京都府NIE推進協議会)
 ▽進行案=①「多様性」を念頭においたアレンジ版「まわしよみ新聞」ワークショップ②京都先端科学大付属高校での授業再現ワークショップ「無意識の偏見を考える」③京都新聞企画記事「Our Voices」を担当する大西記者とのトーク
 ▽定員=会場60人、オンラインZoom使用100人(ともに先着順)
 ▽参加費=無料(同館の入場料が必要)