昨年、托口出版を設立し、ペン回しのハウツー本など個性的な書籍で存在感を示す同社(大阪市)・小野典秀代表と、写真集で数々の賞を受賞していることで知られる赤々舎(京都市)の姫野希美代表が、「小さな出版社をつくってできること」をテーマに、出版界の将来展望などについて語り合うトークショーを開催する。
小野氏はイベントに向けて「『商い』として出版を行うという観点を無視すれば、誰しもが発行者になりうる時代となった。出版活動に興味を持たれている人たちの一助を担うトークイベントになればうれしい」と語っている。
小野典秀=1992年大阪府生まれ。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業後、法律専門出版社を経て、2022年に托口出版を設立。「ひとり総合出版」を謳い、「オモロい」をモットーにジャンル問わず地元大阪にて出版活動を行う。日本編集者学会会員。
姫野希美=2006 年、主に写真集、美術書を刊行する赤々舎を設立。「写真界の芥川賞」とも称される「木村伊兵衛写真賞」受賞作を数々手がけ、多くの著名写真家輩出に貢献する。
日時=7月1日、15時~16時30分/場所=PURPLE(京都市中京区式阿弥町112-1式阿弥町ビル3階/参加費=1000円(ドリンク代別)/定員=25人
https://purple-purple.com/event/1130/から予約