日本新聞協会の第141回定時会員総会が6月21日に開かれ、2022年度の決算などを承認した。また、引き続き開かれた理事会で、中村史郎理事(朝日新聞東京本社)を会長に、副会長に長谷部剛理事(日本経済新聞社)、小坂壮太郎理事(信濃毎日新聞社)、大島宇一郎理事(中日新聞社)の3氏を選任した。また、運営委員会委員、各特別委員会の委員長なども決めた。
22年度決算は、経常収益が21億4934万円(前年度比2126万円減)、経常費用が19億5395万円(同3728万円増)で経常収支差額は1億9539万円(同5854万円減)だった。受取分担金は15億6699万円(同1703万円減)。資産総額は127億3820万円、負債総額は8億7012万円で、当期正味財産額は118億6808万円となった。
運営委員会委員は、岡本順理事(朝日新聞東京本社)、松木健理事(毎日新聞東京本社)、山口寿一理事(読売新聞東京本社)、長谷部理事、近藤哲司理事(産経新聞東京本社)、宮口宏夫理事(北海道新聞社)、一力雅彦理事(河北新報社)、小坂理事、大島理事、高梨柳太郎理事(神戸新聞社)、岡畠鉄也理事(中国新聞社)、柴田建哉理事(西日本新聞社)が務める。
また、「販売改革特別委員会」委員長は山口理事、「再販対策特別委員会」委員長は松木理事、「税制対策特別委員会」委員長は長谷部理事、「倫理特別委員会」委員長は近藤理事、「災害対策特別委員会」委員長は一力理事、「博物館特別委員会」委員長は岡本理事、「デジタル特別委員会」委員長は中村会長がそれぞれ務める。