日販テクシード「CONTEO」 IT導入補助金対象ツールに採択

2023年8月2日

 日販グループの日販テクシードはこのほど、「IT導入補助金2023」においてIT導入支援事業者として認定され、同社が提供するクラウド型出版社システム「CONTEO」が助成対象ITツールに採択された。CONTEO導入時に発生する経費の一部について、最大150万円の補助金を活用することができる。

 

 IT導入補助金は中小・小規模事業者が業務の効率化・生産性向上を図るためにITツールを導入する際に発生する経費の一部を補助するもので、CONTEOの初期登録料と月額利用料(最長2年間)に対して最大で50%、5万円~150万円未満の金額が補助される。

 

新規導入キャンペーンも実施

 

 一方同社は12月末まで「CONTEOで出版DX!新規導入キャンペーン!!」を実施している。システム導入に伴う①初期登録料、②操作説明サポート料、③他システムからのデータ移行料の初期費用から20%の割引を実施する。法人で、導入から3年間の継続利用など適用条件がある。

 

 CONTEOは紙の出版物をはじめ電子書籍、映像作品、版権など様々なコンテンツに加え、取次やECサイト、電子書店など多様化する販売チャネルを一元管理することができるクラウド型パッケージシステム。紙の出版物から派生した電子書籍やグッズ、版権を紐付けてコンテンツ単位での販売管理ができ、紙書籍と電子書籍一括での印税管理なども可能で、コンテンツや販路ごとに分散していた管理システムを統合することでコスト削減にもつながる。