株式会社文化通信社はこのほど、著名人50人と本のプロが若者に薦める書籍を紹介するギフトブックカタログ『先輩の本棚』（文化通信社発行、B５変型判172㌻、1100円・税込）を、慶應義塾高等学校（神奈川県横浜市港北区）の全校生徒、教職員に向けて、2700冊寄贈した。夏休みを前に受け取った生徒たちは、興味深そうにページをめくっていた。
同社では活字文化推進に関するさまざまな事業を展開しており、昨年発行した『先輩の本棚』の発行もその一環。同書では文字・活字文化推進機構の山口寿一理事長（読売新聞グループ本社社長）が巻頭メッセージを寄せているほか、財界人・文化人・学者・アスリート・芸能人など多方面で活躍する著名人が、若者たちに贈る本をそれぞれ選び、紹介している。
今回、「ぜひ多くの生徒に読んでほしい素晴らしいラインナップ。この本を最大限に活用し、学生たちの刺激になれば」と、同高校からの求めもあり、全校生徒らに無償で寄贈することにした。なお、9月には同高校卒でもある文化通信社・山口健代表が現役高校生の前で語る場も設けられる予定。