ニュースパーク（日本新聞博物館、横浜市）は８月24日から、地元・神奈川県代表の慶応高校が全国高等学校野球選手権大会で107年ぶりに優勝したことを記念し、107年前の優勝を伝える新聞紙面を展示している。
107年前の1916年は、大会が始まってまだ２回目。そのころ、中学（旧制）野球がどのように新聞で扱われていたか、見ることができる。
展示するのは、今回の優勝を伝える各紙号外のほか、第１回大会を伝える紙面（大阪朝日新聞・1915年８月19日付）、107年前の慶応優勝を伝える紙面（東京朝日新聞・1916年８月21日付）、同（時事新報・同日付。時事新報は福澤諭吉が創刊し、慶應義塾出身者らを中心に運営された新聞）や、対戦相手・仙台育英の地元・宮城県の河北新報社が発行したＰＤＦ号外も展示している。
なお、26日には新しい企画展「そのとき新聞は、記者は、情報は──関東大震災100年」と、「時代の言葉。コピーライターがつくった新聞広告名作120選。」も開催している。