「会話の多い本屋さん」 東京・吉祥寺に期間限定で開店

2023年9月4日

 

 

 

 インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行うSchoo(スクー)は9月5日から約1カ月間、オリジナル書店「会話の多い本屋さん」を、東京都武蔵野市の吉祥寺にオープンする。訪れた人は「ただ本を選ぶだけではなく、店内の『会話』に参加する協力者になり、お店の空間に自分の言葉を付け足していくことができる」という新しい体験を提供する。

 

 スクーは2022年から、オンラインとオフラインを組み合わせた多様な学習体験や、新たな知との出会いによって学び続ける大人を支援することを目的とした「未来の本屋研究所」プロジェクトに取り組んでいる。

 

 同社によると、「本屋は従来より地域の知の拠点であり、私たちの新たな可能性を拓く本に巡り合う場所」といい、同プロジェクトでは「本屋が形を変えて知を提供する場であり続けるよう従来の本屋のあり方について考えてきた」という。また、ユーザー参加型本屋作りプロジェクト「本と会話の実験室」で、スクーの強みである双方学習体験を活用して、本屋を「本を買う場所」を超えて「ともに学び、創り、交流する場所」へと変えていける可能性を、生放送授業の中でユーザーとともに考えてきた。

 

 そのアイデアを実現させて生まれたのが、今回の「会話の多い本屋さん」となる。店内では①贈り本リレーを通した「会話」②帯/POPを通した「会話」③選書した人との、音声を通した「会話」──が体験できる。

 

 また、本生放送授業の登壇者と、企画に参加したスクーのユーザーによる選書を中心に、100種類の本をそろえる。人と言葉を交わしたり、対話して相手を理解しようとすることとはどういうことなのかについて、ビジネス書から小説、哲学書まで、さまざまな角度から考えられる本が集まっている。

 

 ▽開業期間=9月5日~9月29日※毎週月曜(祝日の場合はその翌日)が定休日
 ▽営業時間=平日は14~17時/18~21時、土日祝は12~21時
 ▽決済方法=キャッシュレス決済のみ
 ▽場所=東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-1 877bld.1階〝最強レンタル店舗〟