【東翻西躁】45 ソ連崩壊前夜 シベリア鉄道9000キロの旅②(高橋茂男)

2023年9月15日

 チュメニ駅(油田景気のせいか、沿線の駅の中ではひときわバカでかかった)筆者撮影 チュメニ駅(油田景気のせいか、沿線の駅の中ではひときわバカでかかった)筆者撮影

シベリア鉄道はまさかの過密ダイヤ  それにしても驚かされたのは、シベリア鉄道が大変な過密ダイヤで運行されているということだった。私の乗っている下り線の列車は、進行方向に向かって左側がコンパートメント、つまり客室、右側が通路になっている。上りの線路がコン…続き、