マガジンハウス 木滑良久氏の「お別れの会」開く 関係者など約500人が参会

2023年10月2日

 マガジンハウスは9月28日、東京・千代田区の帝国ホテルで、同社を代表する雑誌の編集長から代表取締役社長、会長などを歴任した木滑良久氏の「お別れの会」を開催した。

 

 

 木滑氏は1930年に東京都で生まれ、54年に立教大学を卒業し、55年に平凡出版(現マガジンハウス)に入社。『週刊平凡』『平凡パンチ』『anan』の編集長などを歴任し、『POPEYE』『BRUTUS』を創刊。80年に取締役に就任し、88年に代表取締役社長、96年に代表取締役会長、2005年から最高顧問を務めた。

 

 「お別れの会」には関係者、社員・OBをあわせて約500人が参会。社内外の雑誌などから集めた木滑氏の文章を冊子にまとめた「木滑さんの言葉」と、経歴などを収めたパンフレットを配布。パンフレットのあいさつで片桐隆雄社長は「木滑さんは人が集まる場所、雑誌そのもののような存在でした」と追悼の思いを表した。