日経BPは10月10日、歴史家・作家の加来耕三氏が書いた新刊『戦国武将と戦国姫の失敗学 歴史の失敗学3─乱世での生き抜く術と仕舞い方』を刊行した。生きるか死ぬかの乱世に焦点を当て、37の戦国武将と戦国姫の思い・決断・行動とその結果を分析。シリーズのテーマである〝知られざる失敗の原因〟を明らかにし、現代に通じる教訓を浮き彫りにしている。
「天才?魔王? 織田信長をこの世に生み出した織田信秀には、重大な落ち度があった」「老舗ブランド企業が新興企業に打ち負かされる現象とダブる、朝倉義景がすがっていたもの」「徳川憎し? 誇りと意地は通すべきか。豊臣宗家を滅亡させた淀殿の先を見通す目」…など、加来氏独自の考察を満載している。
同社では「失敗に学べば、『成功』『逆転』『復活』の法則が見えてくる。日々、決断に迫られている経営者、ビジネスリーダーにもお薦め」としている。