出版業界が一丸となって、「読書の秋」を盛り上げるキャンペーン「本との新しい出会い、はじまる。BOOK MEETS NEXT」が今年も、10月27日からスタートした。11月23日までの28日間、全国の書店では本にちなんだ賞品が当たる「BOOKスタンプラリー」や、図書カードネットギフトがその場で当たる「秋の読者還元祭」などが行われる。また、今年は本を愛する人とその想いが京都に集結。本の「今」と「未来」について語り合う「KYOTO BOOK SUMMIT」が11月8、9日に開催される。
2回目となる「BOOK MEETS NEXT」は、前年よりもたくさんの本にまつわるイベント、書店店頭でのキャンペーンなどが全国で予定されている。キャンペーンのアンバサダーは、ジャーナリストの池上彰さん、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本代表を優勝に導いた栗山英樹さん、ロンドン五輪金メダリストで元プロボクサーの村田諒太さんらのほか、作家の今村翔吾さん、神永学さん、川上未映子さんらが務めている。
「BOOKスタンプラリー」は、書店に掲示されているポスターのQRコードを読み取って、スタンプとポイントを取得。集めたポイントで「韓国本を巡る旅 2泊3日ペア招待券」など豪華賞品が当たる抽選に応募できる。
また、ハッシュタグキャンペーン『みんなの積読で富士山に登ろう!』も実施している。公式X(@book_meets)をフォローして、すでに買って積読している本の画像や、いつか読もうと思っている本について投稿する。投稿者数に応じて図書カードネットギフト1万円を最大50人にプレゼントする。
11月8、9日に京都市内で開催されるイベント「本を愛する気持ちを、未来へ。KYOTO BOOK SUMMIT」は、著名なゲストによる講演会や対談、DX化の未来についての展示などが行われる。2日間の詳しいイベント内容は、出版文化産業振興財団(JPIC)のキャンペーンサイトで確認できる。