文化通信社が提供するデジタルチラシ配信サービス「BookLink PRO」は10月31日、「一般公開可能」の新機能を実装し、出版社への提供を開始。出版社が書店向けに作成したチラシなどを出版情報メディア「BookLink」などで一般読者も閲覧可能にすることで、販売促進の効果を高める。
同サービスでは参加出版社の注文書・POP、パブリシティ情報(新聞・TV・ラジオ・ウェブメディアへの掲出)など、総計2600件以上の販促情報を書店・図書館向けに公開しているが、これまで掲載されているチラシの閲覧は、書店・図書館や出版関係者などの会員ユーザーに限られていた。
今回の新機能では出版社が「一般公開可能」と設定したチラシを出版情報メディア「BookLink」や「The Bunka News」でも展開し、会員登録していない一般ユーザーも自由に閲覧できる。一定期間の効果測定を行い、サービスのさらなる拡充を図っていく。
また、出版情報メディア「BookLink」では本や書店に関するニュースを発信し、提供された最新の「週間ベストセラーランキング」も公開している。このほかにも「アワード・文学賞」「フェア・本の紹介」などを無料で読むことができる。問い合わせは公式サイトのフォーム、メールアドレスbooklink@bunkanews.co.jpで受け付けている。