フレーベル館は11月11、12日の2日間、大阪府堺市の紀伊國屋書店泉北店が入る商業施設「パンジョ」で、館内に隠れた『ウォーリーをさがせ!』のキャラクターを探してグッズをプレゼントするイベントを開催し、多くの子どもたちが楽しんだ。
参加者は10の同作キャラクターが描かれた用紙を受け取り、館内に設置されたキャラクターパネルを探し出す。5つ見つけて書店に提出すると塗り絵、さらに本(作品問わず)を購入すると「ウォーリーをさがせ!」のクリアファイルがプレゼントされる。
紀伊國屋書店泉北店・西尾祥子店長によると「コロナ前は施設全体や当店単独でも多くのイベントを催していたけど一斉に中止。今夏から再開して、施設側からも多様なイベントの要望があり、フレーベル館さんに相談すると『ウォーリー』の案を出してくれた」と話す。
書店活性化の 一 助 に
フレーベル館・中野正之取締役(出版・コンテンツ事業部長)は「商業施設に来館しても日用品の買い物だけで、書店まで足を運ばないと耳にする。BOOK MEETS NEXTの期間で、さらに当社としては『ウォーリーをさがせ!』35周年のアニバーサリーイヤー。施設の集客と、そこから書店への送客に少しでもつながればという思いで提案した」と経緯を語る。
館内では中野氏に加え、出版マーケティング部の柳沢秀和部長、同大阪担当の上田佐衣子さんが、来館する家族連れらへの声掛けに励んでいた。