累計会員数110万人を突破した本の要約サービス「flier」を運営するフライヤーとグロービス経営大学院は12月5日、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」にエントリーされたビジネス書の中から、総合グランプリを決める一般投票を開始した。12月27日まで公式サイト(https://business-book.jp)から、1人各部門3票(1冊1票まで)を投票してもらう。全部門の中で最も得票数の多かった書籍を総合グランプリとする。
「読者が選ぶビジネス書グランプリ」は、その年に発売されたビジネス書のなかから読者(=ビジネスパーソン)が投票し、「読むべき本」を選出するコンテスト。「ビジネスパーソンの読書習慣を育てて、出版業界を盛り上げたいという思いから創設」され、今年で9回目となる。
前回のコンテストでは、出版社52社からの応募に加え、フライヤーとグロービス経営大学院らが推薦した書籍を合わせた118冊がエントリー。『佐久間宣行のずるい仕事術』(佐久間宣行/ダイヤモンド社)が総合グランプリに輝き、その他受賞作品とともに全国約1400店の書店でフェアが開催された。
今年は出版社からのエントリー数が過去最多の122冊となった。それにフライヤーとグロービス経営大学院らが推薦した書籍1冊を追加した合計123冊がエントリー作品となる。
書籍は6部門(イノベーション、マネジメント、政治・経済、自己啓発、リベラルアーツ、ビジネス実務)に分かれており、各部門のエントリー書籍から受賞作品を選出する投票をインターネット上で受け付けている。結果発表および授賞式は来年2月13日に予定している。