宝島社は、蓮見清一社長の逝去に伴い、2023年12月25日に開催した取締役会で、取締役だった関川誠(せきがわ・まこと)氏の代表取締役社長就任を決めた。24年1月5日に発表した。
関川氏は、東京都生まれの69歳。1978年ジェー・アイ・シー・シー(現・宝島社)入社。80年月刊『宝島』編集長に。その後、89年女性ファッション誌『CUTiE』創刊編集長就任、のちに男性ファッション誌、モノ雑誌、女性向けライフスタイル誌、シニア向けファッション誌などの創刊をプロデュース。2004年取締役就任、09年すべての刊行物を統轄する編集総局長に。18年雑誌監修のファッションブランド協業事業を興した。
社長就任にあたって、関川氏のコメント(要旨)は次の通り。
世の中は様々なコンテンツが生まれ続け、競争激化の時代にさらされています。創業者の故蓮見は常々、「他人が諦めたときにビジネスチャンスがある」と申しておりました。「諦めずにやること」、そして「挑戦し続けること」の二つの蓮見の言葉を羅針盤として、宝島社の第二章に踏み出していきたいと思っております。
社員一丸となり、さらに「新たな創造」にたどり着くことができると固く信じております。
創業者である蓮見清一の意志を引き継ぎ、さらなる進化を続け、読者の皆様に驚きあるコンテンツのご提供、そして弊社に関わる企業の皆様の発展に添えるよう、より一層の努力をする所存です。