新潮社は1月17日、新書『テレビ局再編』(著・根岸豊明氏、880円・税込)を発売した。「今から約10年後の203Q年、地方局の再編が始まり、その10年後の204Q年、キー局は3大ネットワークに統合される──」。元キー局経営幹部が、テレビ70年の歴史を振り返りながら、テレビの近未来を大胆に予測している。
著者の根岸氏は1957年、東京都生まれ。ジャーナリスト、メディア研究者。早大政経学部卒。日本テレビで編成、報道、メディア戦略に従事。同社取締役執行役員、札幌テレビ社長を歴任。著書に『新天皇 若き日の肖像』(新潮社)『誰も知らない東京スカイツリー』(ポプラ社)などがある。
203Q年、地方局の統廃合が始まり、その10年後にキー局は3つに収斂される──。「長きにわたってメディア界の覇者として君臨してきたテレビだが、広告収入はネットに追い抜かれ、『オワコン』と揶揄する声も。落日の巨人はどうすれば栄光を取り戻すことができるのか? その具体的な道筋とは? 我が国のテレビ70年の歴史を振り返りながら、キー局の元経営幹部がいま明かす、終わりなきテレビの未来とは」。テレビの近未来を予測するメディア関係者に必読の書。