NPO本屋大賞実行委員会は2月1日、「2024年本屋大賞」のノミネート10作品を発表した。10作品は次の通り(作品名五十音順)。
『黄色い家』(川上未映子/中央公論新社)
『君が手にするはずだった黄金について』(小川哲/新潮社)
『水車小屋のネネ』(津村記久子/毎日新聞出版)
『スピノザの診察室』(夏川草介/水鈴社)
『存在のすべてを』(塩田武士/朝日新聞出版)
『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈/新潮社)
『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』(知念実希人/ライツ社)
『星を編む』(凪良ゆう/講談社)
『リカバリー・カバヒコ』(青山美智子/光文社)
『レーエンデ国物語』(多崎礼/講談社)
同実行委員会によると、一次投票は参加書店数、書店員数ともに過去最高の530書店、736人からの投票があった。今後二次投票を経て、大賞作品が決定する。大賞作品の発表および贈賞式は4月10日に東京都内で行われる。