2月17日に東京・目黒で「茨木のり子」イベント開催

2024年2月9日

 NPO再チャレンジ東京は2月17日、現代詩の長女といわれた茨木のり子氏の命日に合わせたイベント「茨木のり子2024春2・17」を開催する。東京・目黒区の中目黒トライで18時から19時30分まで。入場料6000円。

 

 同イベントは、本紙「The Bunka News」でコラム「地元力発見!」を連載している佐藤建吉氏が代表理事を務める一般社団法人洸楓座が共催する。

 

 数えで19回目となる茨木のり子の命日。彼女は、自身が戦時中に青春時代を過ごして、その歳月を悔やみ、二度とそうした体験を次の時代の若者に負わせたくないと、多くの詩篇を遺した。

 

 主催者らは「その想いは、『詩情遺韻』といえる。それを私たちは受け止めたいと思う。のり子の詩情は、文学としての理解だけでなく、いくつもの課題を抱えている、日本と日本人のこころに沁みるものがある。それを、このイベントでは、厚く表現する」としている。登壇者など詳細はチラシの通り。